森林・木材・建築のこれから

2020年11月4日(水)13:00~17:00

[司会] 高橋 香代(岡山大学理事)
開会挨拶 菅  誠治(岡山大学副学長)
「都市環境創成コースの紹介」    綾野 克紀(岡山大学環境デザイン工学科長)
「木と共に生きる」コンテスト表彰式 岩田  徹(岡山大学准教授)

基調講演「木質建築と地方の可能性」 隈  研吾(岡山大学特別招聘教授)

パネルディスカッション
【コーディネーター】槇野 博史   (岡山大学長)
【アシスタント】  パク ミンジョン(岡山大学助教)
【パネラー】    太田  昇   (真庭市長)
          隈  研吾   (岡山大学特別招聘教授)
          長野 麻子   (林野庁木材利用課課長)
          槙尾 俊之   (岡山県農林水産部長)
          中島 浩一郎  (銘建工業株式会社社長)
          河田 孝志   (清水建設株式会社常任顧問)
          山下  薫   (真庭地区木材組合理事長)
開会挨拶 太田  昇(真庭市長)

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コーディネータ

槇野博史
岡山大学学長

略歴 / Career 岡山大学医学部卒業。専門は、腎臓内科。
1996年4月岡山大学医学部第三内科教室教授。
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科長、岡山大学理事・病院長を経て、2017年より岡山大学長。

SDGsの普及・推進活動が評価され、2017年12月に、第1回ジャパンSDGsアワード特別賞「SDGsパートナーシップ賞」(国立大学法人岡山大学)を受賞。2019年には、国連ハイレベル政治フォーラム サイドイベント「ESD for 2030」において、ESDとSDGs大学経営について講演。2019年度には、サステナビリティ(持続可能性)とウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)を追求する研究大学として、「SDGs大学経営」を展開。

 

パネラー

槙尾俊之 岡山県農林水産部長

略歴 / Career
岡山県倉敷市出身 昭和59年 岡山大学法学部法学科卒業

昭和59年 岡山県土木部道路整備課 平成  6年 総務部人事課(岡山市派遣)主任
  〃 14年 東備地方振興局総務振興部主幹
  〃 16年 政策審議監付主幹
  〃 18年 政策審議監付副参事
  〃 22年 産業労働部産業振興課参事
  〃 25年 産業労働部産業企画課マーケティング推進室長
  〃 27年 県民生活部県民生活交通課長
  〃 29年 総合政策局政策推進監
  〃 30年 総合政策局東京事務所長
令和  2年 農林水産部長

 

長野麻子
林野庁木材利用課長

略歴 / Career

平成 6年 3月 東京大学文学部フランス文学科卒
平成 6年 4月 農林水産省入省
平成 8年 5月 林野庁企画課
平成 9年 7月 郵政省出向
平成11年 8月 人事院長期留学生派遣制度によりフランス留学
平成14年 6月 大臣官房企画評価課バイオマス・ニッポン総合戦略検討チーム企画官
平成15年 7月 大臣官房国際部国際調整課課長補佐
平成18年 4月 電通出向
平成25年 1月 食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室長
平成27年 4月 大臣官房広報評価課報道室長
平成29年 7月 大臣官房広報評価課長
平成30年 7月 林野庁林政部木材利用課長

 

太田 昇
真庭市長

生年月日:昭和26年8月25日 趣味:地域史の勉強(地域を創 ってきた先人から学ぶこと) 、旅行(各地方への旅)
好きな食べ物:お寿司
座右の銘:「近き者説び(よろこび) 、遠き者来たる」(孔子)
人々が楽しく暮らす地域には、遠くからも人が集まり、その地域がさらに繁栄する

昭和50年3月 京都大学法学部卒業
昭和50年4月 京都府入庁( 住宅課が最初の勤務課)
平成22年5月 京都府副知事 就任
平成25年4月 真庭市長 就任
平成29年4月 真庭市長 2期目就任

 

隈 研吾
岡山大学特別招聘教授

1954年生。東京大学大学院建築学専攻修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。
1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。

 

中島浩一郎
銘建工業株式会社社長

略歴 / Career
平成 5年 4月 NPO法人21世紀の真庭塾代表
平成 8年 6月 真庭木材事業協同組合副理事長
平成24年5月 日本集成材工業協同組合副理事長
平成24年1月 日本CLT協会会長
平成24年4月 京都府立林業大学校特別教授
 
表彰・主な受賞歴 / Awards
平成18年10月 全国木材組合連合会会長賞
平成25年11月 林野庁長官賞
平成26年11月 平成財界 経営者賞
平成28年 1月 山陽新聞賞(産業功労)
平成29年12月 グットカンパニー大賞グランプリ受賞

 

山下 薫
真庭地区木材組合理事長

生年月日:昭和34年7月31日 趣味:剣道教士7段 今も現役稽古中

昭和58年3月 立命館大学経済学部卒 平成13年4月 真庭木材市売株式会社代表取締役
平成27年5月 真庭地区木材組合理事長

 

河田孝志
清水建設株式会社常任顧問

1955年岡山県倉敷市生まれ。1980年岡山大学大学院工学研究科土木工学専攻修了と同時に清水建設入社。
入社以来、10件の国内外トンネルプロジェクト、トンネルの設計業務に従事。40才のとき,インドネシア・ムシ水力発電所工事に副所長として初の海外赴任。地下発電所建設工事を幾多の困難を克服して完成させる。2006年土木技術本部副本部長として現場の第一線を退くが,2011年マレーシア・パハン・セランゴール導水路トンネル建設工事に建設所長として現場復帰。東南アジア最長44.6kmの導水路トンネルを見事に仕上げた。2014年からは土木技術本部長として当社土木技術部門を統括,その間,2015年執行役員,2018年常務執行役員。2020年から常任顧問,現在に至る。トンネル技術協会理事、セーフティーグロバル推進機構理事を務め、ここ最近は,安全性と生産性の両立をはかる「シミズ・スマート・トンネル」を提唱,その実現に向け先頭に立って邁進している。